河村廣定のHP:疾病は皮膚自律神経に伝わる=反応点治療(講習会・岐阜・神戸・西宮・尼崎・甲子園口・三ノ宮・芦屋・宝塚・西宮北口)

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耳鳴・反応点治療で(鍼灸)

2020年01月05日、掲載

難聴・耳鳴り

継続的に続く耳鳴りや難聴は精神的にも大変つらく、言葉に言い表せない苦悩が推察されます。
耳鳴りや難聴の原因は理解されていませんが、聞き難いとしても、聞こえている限り聴覚神経の障害とは言えません。多くは音を内耳に伝える装置(鼓膜・耳管や中耳)の機能障害や内耳のリンパ管障害、耳の周囲の小さな筋肉の痙攣などが関わります。
反応点治療研究会では耳鼻咽喉科の粘膜に着目し、根源と体液の還流を促す目的で治療します。神戸・西宮・岐阜の反応点治療研究会のメンパーまでご相談ください。

耳鳴りの原因

1) 鼓膜張筋は聞きやすい音域を確保するために鼓膜の緊張度を調整します。また顔面神経が支配するアブミ骨筋が音の大きさ(骨の振動)を管理しています。音の質量に関わるだけに、中耳は耳鳴りも深く関わると考えられます。

ところが、口腔・鼻腔などの粘膜に慢性炎症が起こると、その小さな痛み信号が鼓膜張筋やアブミ骨筋の緊張が増加し、普段と異なる音域が聞こえることがあります。

粘膜 — 三叉神経感覚核  — 鼓膜張筋

|– 顔面神経 — アブミ骨筋

2)その他にも原因が考えられます。
トンネル内では、耳鳴りや圧迫感などを覚えますが、中耳内の空気圧と外耳の空気圧の違いが鼓膜を一方へ引っ張られますと違和感や耳鳴りを生じます。

中耳の炎症が耳管を閉塞させると、耳管の閉塞と似たような現象を生じると考えられます。そして耳管解放症は、その反対のパターンで呼吸や発声の度に鼓膜の緊張度が変化します。耳管が原因する耳鳴りや難聴が推察されます。

耳鳴りを感じる方は少なくありません。また、子供の頃から感じている方も意外と多いようです。しかし、多くの方は静かになる夜に気になるが、朝は気にならなかったと言うように断続性に、またある方は、頭にこびりつくような苦しみを感じています。反対に耳鳴りを主訴とする方は、常に耳鳴りが大きくなって、我慢し難くなる方がおられます。

原因も理由も分からないだけに、耳鼻科でも明快な対応が難しいのでしょうか・・・。

反応点を検索しますと、内耳・中耳・咬筋・鼻などの反応点が顕著な方が多いと感じています。そのような状態は、耳鼻咽喉科領域の慢性炎症が、鼓膜張筋やアブミ骨筋などの痙攣を招いていると推察されます。鼓膜や耳小骨の振動が普段は聞こえない音を発症させていると考えています。

耳鼻咽喉科領域の慢性炎症にはアレルギーが関わる場合があります。アレルゲンの検査をすることも大切なことかと考えています。

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