河村廣定のHP:疾病は皮膚自律神経に伝わる=反応点治療(講習会・岐阜・神戸・西宮・尼崎・甲子園口・三ノ宮・芦屋・宝塚・西宮北口)

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腰痛・ギックリ腰・脊柱管狭窄症

2020年01月05日、掲載

脊柱管狭窄・腰痛などでは、随分辛い痛みに悩まされます。痛みの強さや範囲の違いなどから名称を変えて分類しているのでしょうか・・。

<<感覚神経線維の役割>> 感覚神経線維の先端部にはアンテナ(受容器)が備わり情報(痛みなど)をキャッチしています。すなわち、先端で情報収集して、電気信号(活動電位)に置き換えて中枢に伝えることを目的にしています。その活動電位は電位依存性Naチャンネルによって生じますが、組織液の中に含まれるNaイオンを招いて活動電位にしています。狭窄による圧迫が神経線維に及ぶと組織液が途絶えて情報伝導が的ません。これは感覚マヒとなります(神経生理学より)さて、痛みを伝えていることは感覚神経が機能していると考えられますから、狭窄などとは別の原因が関わります。医療学と臨床医学の間には整理できていない部分があるようです。

反応点治療では、筋肉を緩め、筋膜の歪みを除去することを大切にします。上記の神経生理学の考え方から、痛みの原因は痛いところにあると言えます。一般的に臀筋の一部が過緊張してだいたいの筋肉を歪ませると、臀部や大腿の後面に痛みが出ます。また、臀筋に過緊張をもたらす原因は、下腹部内臓の慢性炎症などが関わります。

ヘルニアが観察されたとしても…

ヘルニアが一番の理由ではないことは明白です。
下記の疾病が根本的な原因だと考えられます。

  • 下痢・便秘など腸の症状
  • 頻尿など、膀胱の症状
  • 子宮など生殖器の症状
  • 風邪の後
  • 婦人科疾患

などが根底に関わります。

確かな触診技術によって原因の筋肉を見きわめ、確実に筋肉をゆるめて痛みを消失させます。同時に、再び腰痛が起きないように、下腹部のケアを行ないます。

お腹のケアとして、ご家庭でのお灸やローラー刺激をお勧めすることがあります。治療の機会を増やすことは、症状の改善を早めます。

風邪の後ギックリ腰が・・・

風邪では気管支などが炎症を起こします。すると、脊髄を介して広背筋が緊張します。
そのことを気にしないままに広背筋に負担をかけると、瞬間的に強烈な腰痛に見舞われます。広背筋は胸部から腰まで広く分布しますが両側性に痛みを出すとトイレに行くことも困難になります。
ただ広背筋は表面の菌なくですから治療は難しくありません。そして痛みの強さは痛みを出す面積に関連しますから、広背筋の痛みは強烈な場合が少なくありません。
ちょうどコルセット状に腰を保護する筋肉だけに姿勢の保持に関わり、意外に大きな影響が出ます。

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