反応点治療研究会所属治療院
反応点治療研究会
かわむら鍼灸治療院
反応点治療研究会会員の治療院
岐阜県の治療院
岐阜県岐阜市
サンリ治療院
岐阜県大垣市
みどりはり・灸治療室
奈良県の治療院
奈良県北葛城郡広陵町
えび はり灸院
岐阜県岐阜市
サンリ治療院
岐阜県大垣市
みどりはり・灸治療室
奈良県北葛城郡広陵町
えび はり灸院
体の中に疾病などが自律神経に働きかけ、細胞環境を整えようとします。
その自律神経(交感神経)活動は皮膚に影響して”反応点”を生じます。
–皮膚は深部の疾病を物語るのです。
内臓器官の不具合は、小さな痛み信号を脊髄に届けます。
脊髄では交感神経細胞に連絡して、連絡している皮膚の環境に影響します。
周囲と異なる皮膚領域が生まれますが、鍼灸施術では指先で感知します。
いわば、職人の手のように、洗練された指先感覚で反応点を検出します。
観察では、指先で皮膚に触れて交感神経の過敏な活動を把握して治療します。
反応点の刺激は血液循環・リンパ循環・免疫細胞の増強などを促し、疾病を回復へと導きます。
そして疾病が回復すると皮膚交感神経活動も平常に戻り、反応点は消失します。
筋肉の障害も皮膚の交感神経に影響しますから、反応点の深部に筋肉の障害が存在します。
自原抑制による筋肉の弛緩を促します。
※自原抑制(逆転伸張反射)とは
筋膜を揺すぶるような鍼刺激は筋線維をふるわせます。
すると筋に付着する腱が伸ばされ、腱紡錘が興奮します。
そして、脊髄で筋肉の興奮を抑制して弛緩させます(自原抑制)。
この筋肉の弛緩は筋膜の歪みを解消させて痛みを取り除きます。
内臓などの不調は内臓求心神経によって脊髄に伝えられます。
そのシグナルは運動神経に伝えられ、筋肉の緊張を招きます。
あたかも、筋肉が勝手に硬くなって痛みを生じたように感じます。
実は、痛みの陰に、内臓器官の疾病状態(病名がつかない小さな疾病状態) が存在します。
内臓を治療して、次に筋肉をも治療する反応点治療の適性がわかります。
私どもは、交感神経反射が影響した皮膚の範囲を「反応点」と呼び、診察と治療に用います。反応点治療をする鍼灸院は、神戸市や岐阜を中心に会員が増加しています。
(反応点治療を専門にしている鍼灸師のグループです)
http://www.hannoten.com/
勉強会のご案内
http://www.hannoten.com/seminar
著書
反応点治療の実際、医道の日本誌、740;64-68,2005.
反応点治療、 医道の日本社、2005.
反応点治療の実際2、医道の日本誌、741;56-60,2005.
ツボ刺激による自己ケア、遠見書房、2012.