河村廣定のHP:疾病は皮膚自律神経に伝わる=反応点治療(講習会・岐阜・神戸・西宮・尼崎・甲子園口・三ノ宮・芦屋・宝塚・西宮北口)

鍼灸・西宮市・宝塚市・尼崎市・神戸市・芦屋市・自律神経失調・めまい・糖尿病・緑内障・頭痛・不妊症・アトビー・脊柱管狭窄症・起立整調性障害・不整脈・動悸

河村廣定のHP:疾病は皮膚自律神経に伝わる=反応点治療(講習会・岐阜・神戸・西宮・尼崎・甲子園口・三ノ宮・芦屋・宝塚・西宮北口)

耳の症状

耳鳴・反応点治療で(鍼灸)

難聴・耳鳴り

継続的に続く耳鳴りや難聴は精神的にも大変つらく、言葉に言い表せない苦悩が推察されます。
耳鳴りや難聴の原因は理解されていませんが、聞き難いとしても、聞こえている限り聴覚神経の障害とは言えません。多くは音を内耳に伝える装置(鼓膜・耳管や中耳)の機能障害や内耳のリンパ管障害、耳の周囲の小さな筋肉の痙攣などが関わります。
反応点治療研究会では耳鼻咽喉科の粘膜に着目し、根源と体液の還流を促す目的で治療します。神戸・西宮・岐阜の反応点治療研究会のメンパーまでご相談ください。

耳鳴りの原因

1) 鼓膜張筋は聞きやすい音域を確保するために鼓膜の緊張度を調整します。また顔面神経が支配するアブミ骨筋が音の大きさ(骨の振動)を管理しています。音の質量に関わるだけに、中耳は耳鳴りも深く関わると考えられます。

ところが、口腔・鼻腔などの粘膜に慢性炎症が起こると、その小さな痛み信号が鼓膜張筋やアブミ骨筋の緊張が増加し、普段と異なる音域が聞こえることがあります。

粘膜 — 三叉神経感覚核  — 鼓膜張筋

|– 顔面神経 — アブミ骨筋

2)その他にも原因が考えられます。
トンネル内では、耳鳴りや圧迫感などを覚えますが、中耳内の空気圧と外耳の空気圧の違いが鼓膜を一方へ引っ張られますと違和感や耳鳴りを生じます。

中耳の炎症が耳管を閉塞させると、耳管の閉塞と似たような現象を生じると考えられます。そして耳管解放症は、その反対のパターンで呼吸や発声の度に鼓膜の緊張度が変化します。耳管が原因する耳鳴りや難聴が推察されます。

耳鳴りを感じる方は少なくありません。また、子供の頃から感じている方も意外と多いようです。しかし、多くの方は静かになる夜に気になるが、朝は気にならなかったと言うように断続性に、またある方は、頭にこびりつくような苦しみを感じています。反対に耳鳴りを主訴とする方は、常に耳鳴りが大きくなって、我慢し難くなる方がおられます。

原因も理由も分からないだけに、耳鼻科でも明快な対応が難しいのでしょうか・・・。

反応点を検索しますと、内耳・中耳・咬筋・鼻などの反応点が顕著な方が多いと感じています。そのような状態は、耳鼻咽喉科領域の慢性炎症が、鼓膜張筋やアブミ骨筋などの痙攣を招いていると推察されます。鼓膜や耳小骨の振動が普段は聞こえない音を発症させていると考えています。

耳鼻咽喉科領域の慢性炎症にはアレルギーが関わる場合があります。アレルゲンの検査をすることも大切なことかと考えています。

起立整調性障害の鍼灸(反応点治療で)

朝、ベッドから起きてこられない。

学校に行こうとするのだが・・歩き出せない

起立性調整障害はどうして起きるのだろう。どうすれば治るのだろう・・と悩む方も少なくないですね。
よく言われるのに、起立時に脳の血流が不足するからだと言われます。しかし、脳底には大脳動脈輪があり、重力の変動で脳血圧や血流が影響されにくい構造があります。キリンのように首の長い動物が、首を振り回しても脳貧血を生じないのは、大脳動脈輪が備わっているからです。
本当に脳の血流障害は生じるのでしょうか・・・?
脳の血流を確保するための構造は、生命とって最も重要な脳の血流をセーフティーに管理されています。
脳貧血・脳血流障害は血管に別の病気(梗塞や腫瘍など)を生じる場合があります。

別の視点で考えよう

「立ちくらみや、めまい」があると訴える方もいます。
実は、ここが治療のポイントだと考えています。立ちくらみやめまい(平衡失調)があると

  1. 自律神経への影響が大きい(前庭—自律神経反射)
  2. 足腰の力が入りにくい。動きがスローになる(前庭—脊髄路反射:運動障害)
  3. 見にくくなる(前庭—眼反射))

必然的に、気分が悪い・フラフラする・動悸がする・・と複雑な症状が出ます。

手当はどうする

疾病の程度は個々に異なりますが、手当はコツコツと積み重ねます。3ヶ月程度で快方に向かう方が多いようです。
顔が赤くなりませんか ?
内耳・鼻手当が重要です。加えて喉や口腔を目的に鍼灸施術(反応点治療) を加えます。また、セルフケアを指導しています。
起立整調性障害と診断されて、「自律神経機能が不調ですね」などと説明されると、「あぁ、病名が分かってよかった」と納得していませんか。原因が解明されていませんから、良い手当法はありません。
かといって諦める必要もありません。前述のように鼻・耳・咽の手当によって平衡失調を改善させて積極的に頑張る方は少なくありません。

河村廣定のHP:疾病は皮膚自律神経に伝わる=反応点治療(講習会・岐阜・神戸・西宮・尼崎・甲子園口・三ノ宮・芦屋・宝塚・西宮北口)