慢性炎症って「こわ〜い」のです
2020年01月27日、掲載
急性炎症は大変だ ! すぐにお医者さんへと行動しますが、慢性炎症はどうでしょうか・・・。そのうちに治る・特に辛さは無い・いつものことだから・・・と放置することが多いようです。
ところが、長寿の秘訣は何かと、元気な長寿者の血液を詳細に検討すると、炎症ファクターが低いことが分かったと報告された。
おそらく、慢性炎症が無い方は、気分良く行動や生活ができていることを示唆しています。
慢性炎症は、脊髄に神経がシグナルを届けます。
自律神経に働きかけて炎症の修復や抵抗しようとします。
この時、突然に自律神経症状(ほてりや動悸など) を起こします。
どうも自律神経の調子が・・・と悩むことになります。
また、反射性の筋緊張を促しますから、痛い部位が増えます。
慢性炎症が起因する辛さは数え切れないのだ。
慢性炎症から脳に届いたシグナルはストレスとなります。
脳はホルモンを出して休息を促します。
この時、倦怠感や疲労感を覚えます。
反応点に鍼灸刺激する反応点治療では、皮膚に伝えられたシグナルから内臓の慢性炎症に対応しましょう。これが健康づくりの秘訣なのでしょう。
西宮の患者さん、神戸の学生臨床室に来られる患者さん、鍼灸術を受けようとする多くの方が、慢性炎症が起因する”辛さ “に悩まされているようです。
反応点をに加える鍼灸術は、内臓の自律神経を興奮させて、内臓組織の防衛を、傷の修復を促すと考えています。慢性炎症対策として適しているのでしょう。