河村廣定のHP:疾病は皮膚自律神経に伝わる=反応点治療(講習会・岐阜・神戸・西宮・尼崎・甲子園口・三ノ宮・芦屋・宝塚・西宮北口)

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むくみ・しびれの原因と解消方法

2020年01月06日、掲載

むくみ

重力に逆らって還流するリンパ液が、皮下や組織の隙間(組織液)に停滞することでむくみます。そして皮膚の緊張度が上がることで、痛み系や触圧系の神経が興奮します。その範囲が広いと、”だるみやしびれ”などを覚えさせるのでしょう。

  1. 軽度のむくみは運動などによっても改善されます。
  2. 高齢者の両側性のむくみでは、心機能の低下が関わる。
  3. 腎臓性のむくみはホルモンの関連から”朝”顔”がむくみます。

反応点の鍼灸施術では、心臓や腎臓の働き・リンバ節の腫脹・リンパ管を支配する交感神経機能などに着目して治療します。
意外と多いのが外生殖器などの慢性炎症が、リンパ節の腫脹を招き、むくむことがあります。

しびれ

しびれは神経障害や血流障害が関わると言われています。また、「脳血管障害や末梢神経障害」などで痺れると考えられています。しかし、しびれは神経学上で理解されていないことから、それらは推測でしかないと言えます。

ご高齢の患者さんが、”足の裏の感覚が・・、歩きにくい”などと訴えることもありますが、強い筋肉と弱い筋肉のバランスが崩れ、皮下は一方に引っ張られます。筋肉の緊張などが皮下結合組織をひっぱることでしびれは発症します。すなわち、皮下組織などが一方に引っ張られることで、痺れを生じることが推察できます。

筋肉の継続的な収縮においても、同様な現象が生まれます。

筋肉の緊張 → 皮下のひきつれ → しびれ  の発症となるのです。

反応点治療研究会では

しびれを感じさせる皮下組織が、どの筋肉に影響されているのかを確認して治療を行ないます。通常は筋肉の緊張が取れることで痺れは感じなくなると考えられます。

正座をしていると痺れます。下腿のまえがわの筋肉や腱が過伸展状態で同様に痺れます。指先の皮下が引っ張られること、正座によってリンパ液の流れが抑制されることで皮下の緊張度が大きくなるからです。

しびれとむくみが同時に生じる疾病があります。白蝋病です。指先は水腫のように腫れ、しびれを覚えます。むくみによる皮下の緊張がしびれを誘発します。

次は脳ではどのように認識するのだろうかと考えてみます。

しびれでは感覚の鈍麻や過敏になることがあります。皮下の歪みによって、同じ部位から、同時に複数の感覚の種類(触覚や弱い痛みなど)が脳に情報をもたらしすと、感覚を正確に解析できないのでしょう。一つひとつの感覚は鈍感になります。反対に過敏になることがあります。

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