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頭痛

頭痛・頭が割れそう・・?

激しい頭痛で脳の血管障害を心配する患者さんは少なくありません。そして、鎮痛剤を服用しても治らないと悩みます。また、頭痛以外に肩こりや首の痛みなどを伴う例も多いのです。大切なことは、その頭痛がどこに生じたかによって原因疾患は異なります。

歯が原因する頭痛は片頭痛になりやすい

口腔内の痛み信号などが「こめかみ」周辺の筋肉を緊張させて偏頭痛になります。噛み合わせが悪い・虫歯・歯周病・口内炎などが原因の一つです。

口腔内の疾病がまた下額の痛みが顎関節症に発展した例も見られます。

ズキンズキンと拍動性の頭痛

偏頭痛を我慢しているとズキンズキンと強い痛みに襲われることがあります。

筋周辺の血管は、直接筋肉に触れないように配置されています。ところが筋肉の緊張によって動脈を圧迫すると、血管の拍動が筋肉に伝わり、ズキンズキンと痛みを感じます。

その痛みは血管の病気ではありません。組織の緊張が関わる痛み(=機械刺激受容体の興奮)ですから、鍼灸治療など物理的治療が効果的です。反面、消炎鎮痛剤など薬物の効果は限定的です。

肩が凝って頭痛がすると言う方がいます

頭痛の原因は”肩こり”ではありません。咽の炎症が反射性に肩の筋肉を緊張させて”肩こり”を誘発しています。同時に頚部や後頭部の筋肉も緊張させて頭痛を誘発させます。

風邪の引き始めや咽の炎症時に、肩こりと頭痛の両者を覚えることが多いのはそのためです。

頭の芯が痛い訴える方がいます

痛みを我慢していると、痛みが移動する、また広がることを体験します。やがて脳はその一つ一つの痛みを正確に把握できなくなるようです。そして、いくつかの痛みの中点(芯)が痛いように錯覚します。脳内には痛みを受け止めるセンサーは無いと言われていますから、頭の芯が痛く感じたとしても、脳の病気を想像する必要もありません。

脳の芯に痛みを受け止める神経の受容体(装置)はありません。

強い痛みで嘔吐します

あちこちの痛みが脳に伝えられると、脳は情報の整理ができなくなって混乱します。やがて自律神経機能に影響して、吐き気を招くのでしょう。そんな時、不安感を覚えるものですが、いわゆる麻痺や意識障害などが見られない限り危険性は限られます。

クモ膜下の血管障害では「未経験の痛みでした、特殊な痛みだった」と訴える人が居ます。通常、脳の血管障害では、しゃべりにくい・四肢の動きが悪いなど頭痛とは別の症状を呈します。単に頭痛のみを生じる時の危険性はさほど高くないと考えられます。

頭痛はツキツキと軽く痛みを感じた時が、治療のチャンスです。我慢していると強い頭痛に見舞われます。多くは鼻・咽・口腔などの慢性炎症が顔の筋肉を緊張させて生じます。

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