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めまい・ふわふわ・頭痛・自律神経の鍼灸術(反応点)

  ぐるぐる・ふわふわなどに「どうして・・?

と悩みます。そして、自律神経症状などに襲われます。

  めまい、ふわふわでも、血の気が引く

 ・壁に手をつく、つまづく・動悸・冷や汗など

  困惑と不安に襲われます。

 

1 めまいについて

Ⅰ私の「めまい」に対する施術

めまい を平衡失調と呼ぶことがあります。すなわち平衡感覚の障害であることを示唆しています。内耳にある半規管や耳石器の不調が主要な原因ですから、内耳の血液循環やリンパ液の韓流を促す目的で、内耳のツボ(内耳の反応点)に鍼灸刺激します。

内耳のツボと内耳は自律神経を介して連絡していますから、最も端的な施術部と言えます。

内耳の炎症などか回復すると、シャキッとなり、不安からも解放されます。

 

めまいは、内耳の障害と気付きにくい

大脳皮質の感覚野には、視聴覚や嗅覚、味覚、そして皮膚感覚を認識する部位がありますが、平衡感覚は存在しません。そのため、平衡感覚の不調だと自覚できないのです。

また、自律神経、機能・貧血症状・筋肉運動などに影響して思わぬ症状を誘導します。複雑な症状にあたかも他の疾病のように感じます。

 

めまいは、原因不明です。

 内耳は骨の中にあり、観察がしにくいだけに、明確な所見が得られません。メニエール先生はご遺体から内耳を取り出して顕微鏡で観察したのですが、それ以来、詳細(画像)な所見は無いようです。勘弁な対応も難しいのが現状です。しかしメニエール先生は半規管などの内部に炎症痕を発見したことから、医療は消炎を目的に対応します。

 

Ⅳ めまい と自律神経失調とは異なります !

 平衡感覚は自律神経機能と密接に関わります。そのため、めまい が原因する自律神経失調の状態は少なくありません。まず、内耳のツボ刺激を先行することで、めまい が原因か否かを知ることができます。めまい と自律神経症状の一つと考えるのは間違いと考えられます。

(自律神経は感覚器からの情報によって体をコントロールしています)

Ⅴ めまい の鍼灸施術の妥当性

勘弁な平衡感覚のテストに、遮眼書字法・片足立ちなどがあります。そこでいくつかのツボ刺激 (反応点を含む) で効果を比べました。内耳の反応点刺激が最も効果的なことを明らかにしたものです。

めまいの消失について・原文 

 

2.めまい が起こったならどうする

  自己ケアの方法も指導します。

ぐるぐるとまわる めまい ・ふらふら・自律神経症状など めまい は複雑な症状を生じます。

その時、

1. まずは姿勢を低くする・・・怪我の予防

2. 首を動かさない・・・首を動かすたびに めまい は増悪する

3. じっとして治るのを待つ・・・10分程度で落ち着きます

4. 机などに頰杖をついて、耳たぶの下をさする

5. 視野がスッキリしてきたならば、大丈夫です。

6.   視界が広い場所で遠くを見ているのも一つの方法です。

そして、完全におさまってから静かに行動をしましょう。

 

著書

めまい と特効穴、河村廣定他、 医道の日本誌、615;21-27,1994.

内耳点施術による「めまい」の消失、河村廣定他、 全日本鍼灸学会誌、47-1,1-5,1997.

内耳点刺激による、平衡感覚と自律神経失調の改善、河村廣定他、 医道の日本誌、704,       62-69.2002.

 3.めまい を詳しく説明します。

 (1). 目が回る・ふわふわする・足腰がつまづくなど、

めまいは、運動や姿勢の不調、精神不安や自律神経症状を誘発します。ぐるぐると目が回れば、どなたでも「めまい」だと認知できます(回転性めまい)。しかし、次のような場合はどうでしょうか(非回転性・浮動性)と呼んでいます。

  • ふわふわする・つまづく・くらっとする・運動が苦手・壁に手をつく、もたれる・・・など、足腰に不安感を覚える(= 前庭  〜脊髄路反射)。
  • 乗り物は苦手・動悸がする・吐き気がする・気持ち悪いことが多い・冷や汗をかく・・など、自律神経失調かなと感じる場合(= 前庭〜自律神経反射)。
  • 目の前が暗くなる・気が遠くなる・・など、貧血かなと感じる場合(=情報の混乱)。
  • 同時に肩こりや頚部のコリ・頭痛などを伴うこともあります。  (鼻炎や咽頭炎があると反射性の筋緊張を生じる)。

回転しない めまい は (平衡感覚固有の感覚野 (大脳皮質) が無い)気付きにくいのです。複雑な症状を呈しますから、めまい と気付か無い事があります。多くの場合、自律神経失調かしら・更年期障害かな、と勘違いする方は少なくありません。

上記の中で、 2 つ以上に思い当たる方は、「めまい」= 平衡感覚失調を疑ってみよう。

何より「めまい」は鍼灸 (はりきゅうによる反応点治療) によって改善します。

  (2). ご安心を・・反応点の鍼灸治療で

鍼灸治療においても数々の考え方がありますが、反応点治療研究会では内耳点を重要視しています(内耳の炎症などからの交感神経反射によって内耳点周辺の皮膚に反応が現れるからです)。ここに施術を加えますとめまい・ふらつき・動悸などが収まります。炎症などが完全に収まるまで、内耳点の刺激を繰り返します。

  (3) .平衡感覚(めまい)失調は生命にとって重要な感覚です。

めまい では、突然に天地返しのように、また地面が盛り上がってくるような感覚に捉われることもあります。その不安感や恐怖は言葉に表現できません。しかし症状が一過性であったり、また比較的軽く感じる例もありますから、あまり気にしていない方も少なくありません。ところが蝉など昆虫、甲殻類の仲間の一部では平衡感覚の失調で生命を落とすことが知られています。すなわち平衡感覚は生命にとって最も重要な感覚なのです。人を始め高等動物では、平衡感覚の保護装置が働き、比較的軽い症状で治る場合もあります。

大脳皮質感覚野に固有の感覚野はありませんから、その症状が耳の疾病であることに気付きにくいのです。「身体が思うように動かない」「ふらふらする」「ふわふわ」「気が遠くなりそう」「吐き気がする」などは平衡感覚障害を疑うべきではしょう。

 

4 めまい の区別

     1. メニエール病

           2. 良性発作性頭位めまい

           3. 前庭神経炎

           4. 脳障害など

  と区別することに余り意味はありません。意見はまちまちです。

 

1.メニエール先生は、亡くなった めまい 患者さんの内耳を調べ (解剖)、回転性のめまいが内耳のリンパ管の水腫によって生じると報告しました。めまい の病態を示したことに意義があると思います。

2.メニエール病(回転性で難聴を伴う)でない めまい を、良性発作性頭位 めまい などのように、症状の状況から、またメニエール病と区別するためにネーミングをしたのでしょう。

3.前庭神経炎についても、めまい の症状から前庭神経が炎症を起こしたのだろうと推察したのでしょう・・・。

4.脳障害を起こした方に めまい を訴える方がおられます。しかし内耳機能が正常だと判定したわけではありません。脳の神経障害と めまい の関連は明らかではありません(症例上からの推察なのです)。

5.立ちくらみなどで失神することがあります。あたかも脳貧血のように感じますが、脳の血液管理は二重三重の安全装置を備えています。実際に脳貧血は生じにくいのです。それに対して、顔面部の皮膚は自律神経に強く影響されますから、簡単に顔面は青白くなります。

失神は血流障害では無く、情報過多や混乱によってフリーズ状態を生じたものです。PC の爆弾状態と似ています。

以上 めまい の概要を申しましたが、病態を示したメニエール病においても生命のある人では確認することができません。めまい の原因も病態も明らかでは無いのです。したがって、こうすれば良いと言う治療法は明確ではありません。一般的に、メニエー先生が示した炎症像から消炎剤・ステロイド剤を用いる例が知られています。

鍼灸(反応点の施術) においては、内耳の炎症による過敏状態を回復させようとしています。その場で、明らかに気分がスッキリすることがほとんどです。めまい と言う名称は、あたかも目が回るように思われがちですが、ぐるぐると回らない「めまい」も少なくありません。

反応点治療研究会 (鍼灸施術) では、めまいなど平衡失調に適していると考えています。

 かわむら鍼灸院  反応点治療研究会

 

ブログ/ ひろさんの健康づくり

 

こんな方が通院されている。

  1. 高齢者では、転倒して怪我をしたと訴えます。こんな方は、廊下、トイレ、薄暗い部屋、階段などで不安感を抱きます。筋力の低下や高齢を理由にしがちですが、実は軽度の「めまい」の可能性があります。運動を中枢で支配する平衡感覚の不調です。これも めまい の一つです。
  2. 女性では、貧血かしら・・すっきりしない。気が遠くなりそう。気持ち悪いなど一見して めまい とは気づきにくい症状を訴えます。めまい の主たる原因である内耳 (前庭) の影響は自律神経失調かと思わせる症状を誘発します。時には、その瞬間にバニック状態に見舞われることもあるようです。これらは子供さんにも見られますから、お母さんが注意して観察してあげましょう。
  3. めまいの怖さは脳のフリーズ (意識障害) を誘発することです。気持ちが後ろ向きになり、不安感が強くなります。そんな結果が行動力の低下を招きます。時には、うつ傾向を示す方も少なくありません。

反応点を鍼灸刺激する背術は、内耳のリンパ管 や血管を拡張、同時に消炎などに働き、方向や重力を正しく把握する機能を回復させると考えています。

西宮の治療院でも「見やすくなった・足腰がしっかりした・気持ちが落ち着いた」などと喜んで頂いていますが、反応点治療研究会は、神戸市・岐阜市・新宿で研究・普及活動をしています。また症例を収集していますからご協力頂けると助かります。

・・めまい・たちくらみは、自律神経の障害では無い・・

めまいを自律神経障害の範疇に分類する場合があります。しかし、自律神経は感覚器からの情報 (体の各部に生じた現象) に応じて、生命保持のために働いています。すなわち感覚器からの情報は自律神経に働きかけていることを意味します。したがって「めまい」を起こしているときは、自律神経に大きな影響を与えます。自律神経の失調のように感じられますが、自律神経の障害ではありません。めまいがふわふわ感・動悸・冷や汗・ほてり・吐き気などを誘導しているのです。

・・ふらつき・つまずきの(運動障害)原因・・

例えば足を持ち上げて障害物をまたごうとすると、姿勢が不安定にな理ます。すると前庭は姿勢の安定へと誘導します。持ち上げた足を降ろすように誘導します。すると障害物などを越えられなくなり、つまづく、あるいは転倒します(=前庭ー脊髄路反射)。自分の意思とは関わらぬ運動を誘導しますから、思わぬ結果を生じます。めまい・立ちくらみ・失神など前庭の過敏状態は、四肢の抗重力筋に間違った指令を出すのです。足腰の力が抜ける・反対に思わぬ動きが誘導され(運動を障害)ます。

前庭情報に混乱をおよぼす一つの原因に、耳石が剥がれて半器官に混入することが指摘されています。また、P.Meniere(メニエール)先生は炎症(水腫)がリンパ液の流れを阻害することを指摘しました。いずれも耳石器や半器官の障害ですが、両者は炎症などによって生じる点で共通性がありそうです。

 5.平衡感覚を詳しく見てみよう

耳石器や半器官を前庭と言いますが、両目の水平感覚、四肢などの重力感覚を合わせて平衡感覚と言います。その中でふらつきやつまずきの原因に前庭 (内耳) が大きな影響を果たします。

その理由は

  1. 目の位置は変化しませんから、目の水平感覚は主要な原因になりにくいと言えます。
  2. 四肢の重力感覚などは神経障害(麻痺 )を生じない限り正常です。
  3. 大脳皮質に固有の平衡感覚野はありませんから、内耳の障害と気づきにくいのです。内耳(前庭)の障害と考えられます。ただ、

いわゆる姿勢反射 (前庭〜脊髄路反射) が知られています。前庭のセンサーが運動神経 (抗重力筋) に作用して自分の意思とは別の行動へ誘導します。例えば小さな障害物や段差などを越えようと足を持ち上げます。この瞬間に不安定な姿勢を嫌って、あるいは前庭センサーの誤作動によって姿勢反射が過敏に働くと、揚げた足を下ろすように指令されます。すなわち、意思によって足を上げる動作と不安定を解消しようとする姿勢反射は反対の方向へ足を誘導します。両者は打ち消しあって十分に足はあがりません。結果的に障害物に足をとられます。

昔から、畳の縁につまづいたと言う言葉がありますが、それは立ち上がる、方向を転換するなど平衡感覚に負担がかかった瞬間に抗重力筋が本人の意思に反して働いたと言えます。これも一つの、めまい の仲間と言うことができます。

 ・・こんな めまい もある・・

“めまい”を起こしている間は、立つことも、座ることもできないことがあります。それは足腰などの筋肉を前庭が支配しているからです。平衡感覚障害が慢性的に継続すると、やがて筋力も低下してベッドに座ることもできなくなります。

もう一つは動眼神経を経て目へと伝えられますから(前庭–眼反射)、すなわち眼振(眼球の振せん)を誘発します。眼振ではまぶたを閉じてしまいます。

そして、自律神経の興奮を誘発することが次の問題点です。

交感神経の興奮が高血圧、不眠、貧血症状(顔面蒼白・動悸)を誘発します。また、度重など自律神経症状は精神的にも影響して、不安や困惑などの原因となります。複雑な症状や訴えをされる患者さんに めまい 経験者の方が極めて多いのです。

「自律神経の調子が悪い、すぐに飽きる、眠れない・・」などと訴える患者さんは少なくないのです。「自律神経失調は平衡失調を疑え」と言えるでしょう。

時に、”めまい”を自律神経失調に含めることがありますが、その原因は異なります。多くは内耳の障害です。反応点治療では、どちらの内耳に原因があるのかを調べて治療しますから笑顔を取り戻せる方が多いのです。

治療院などでは「自律神経を調整しましょう」などということがありますが、自律神経が調整できるならば、それは自律神経機能ではありません。反対に自律神経が調整できるならば心臓の拍動は永久に動き続けるでしょう。めまい についてり述べたように、感覚器からの情報に自律神経機能は動かされています。すなわち、感覚器の情報に従って、より良い体内環境を保とうと自律神経は働きますから、間違った情報(過敏症など)によって自律神経は誤作動を生じるのです。(感覚器は時々過敏なることがありますから、自律神経が間違って興奮します)。めまい の発症で吐き気や嘔吐・心拍の増加などを覚えるのもそのためです。この例の原因は前庭(内耳) の過敏症が原因したと考えられます。

 

・・区別すると治療法が見えてくる

1.自律神経機能とめまい は区別しましょう。 (自律神経は感覚器=五感と平衡感覚) に応答して興奮します。

2.めまい と脳の病気を区別しましょう。 (脳障害があっても、前庭障害を併発している)

3.めまい・ふわふわは、まず内耳が正常か否かを確かめよう。

多くの場合、めまい の原因を特定しにくいことから、混同したまま治療が進みますが、めまい の直接的原因は明快でしょう。平衡失調とも呼びますが、めまい の影響は運動・自律神経機能・爽快感など広い範囲に影響します。なんとなく体調が変だな、と感じた時は平衡感覚をチェックしましょう。

鍼灸(反応点治療) では、内耳点を刺激します。表情が穏やかに、そして軽やかになれます。

・・めまい(平衡失調) は勘違いされる

専門学校では、反応点治療の教育をしています。学生の多くは痛み治療に興味を持っていますが、めまい(平衡感覚失調) の治療にはあまり興味を示さない学生が多いように感じます。

これは大きな間違いでしょう。なぜなら、平衡感覚ほど生命に直結する感覚はないこと気づいていないのです。無理もありません、平衡感覚は大脳皮質に固有の感覚野を持たないことから、失調を認識できないからです。

しかし、人は視聴覚など五感から情報を得て、その情報に対応して生きていますから、感覚は生きる上で( 自律神経反射・行動などを支配する) 欠かせないのですが、平衡感覚だけは、意識化に至る前に、瞬間的に反射して姿勢を保とうとするものです。グルグ回るめまいでは、その間は水も飲めない・食べられない・立ち上がることもできない。継続されるならば熱中症のように脱水になるのです。怖いですよ。小動物(下等動物) では生命を失う例が知られています。

 

・・めまい と頭痛を訴える方がおられます。

めまい が頭痛を誘発することはありませんが、別の原因で同時に発症することは少なくありません。半規管などが炎症を起こすのは、ウイルス感染の可能性が推察されますが、耳と鼻、咽などが同時に炎症を起こせば、めまい(耳)も頭痛(鼻・咽) も肩こりも同時に発症することになります。

反応点治療では、常に鼻・耳・咽などをチェックして施術の対象にしています。

 

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