東京大会この学会が大学のホールを借りて実施するのは初めてかもしれない。

基礎系の学会では大学を使用するのが一般的であるが、どうしてだろうと思っていたが・・

今回は東京大学の医学系の施設を借りて行われた。経費の節減を目標に、3日間開催を2日間にね民間施設をやめて大学施設を使用した。

以前は、1,000円以上の会場費を使用したが、今回はおそらくほぼ0円だろうか・・・。

あの広いとうだいを借りただけに、あちこちの会場を回るのに結構大変だった。足はパンパンになり、夜も足が火照る・・・。

岡崎の生理研からはTRP の講演があった。

TRP は痛みの受容体として知られるが、詳細な話を聞くのは初めてだった。

一過性のイオンチャンネルであるが、機械刺激(圧迫・打撲・歪みなど) に応答する神経の最先端に付着する痛みセンサーである。以前までは、「痛みといえは痛み物質」との認識が強かったが、10年ほど前からTRP の存在は話題になることが多くなっていた。

科学の進展は、より詳細な部分に進展し、細胞内を詳しく考えるようになった。私が研究した時代は神経の分布や経路がテーマであったが、神経線維の先端部にどんな装置が付着し、その構造と作用がテーマとなっている。そして、新しいタイプの鎮痛剤の開発へと進展していく。講演では、TRP チャンネルのそばには、Ca イオンをプールしており、細胞外からTRPチャンネルを介して細胞外から内へNa. Ca. が流入するが、さらに細胞内のCa 貯蔵包からもエンドプレートに放出される (従来の考え方と少し違う) 。一挙に細胞内電位は上昇して活動電位を形成させるというものだった。生命の詳細は効率と俊敏性を重要視していることがわかる。

残念なのは、傍聴する人が多くないことだ。「どんな治療法がいいのか」と言う講演には人が多いが、痛みを感じる仕組みの話は席がまばらになる。反応点治療のメンバーで参加している者は皆聞いていたが・・・悲しい現実です。

我らの発表も、症例ではない。「どうして痛みが解消されるのか」と言う内容である。この自原抑制理論は金星の痛みの解消に深く関わっている。その意味で、効率的な治療をするために知っておかなければならない知識であるが・・・。小さなホールの席は2/3 程度しか人はいなかった。理由を知らずして、方法のみを真似する鍼灸師は少なくないのだろう。

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